■マネーホイール(Money wheel)のルール

マネーホイール(Money wheel)は、大きな円形のパネルを回転させ、どこに止まるかを予想するシンプルなゲームです。『日本全国ダーツの旅』や『東京フレンドパーク』などにも出てくるので馴染みがあるのではないでしょうか。このマネーホイール(Money wheel)も予想してやるのですが、ほとんどが運任せになるので攻略法などは特にはありませんが、簡単ですし解りやすいので一度は遊んでみたいゲームの一つです。

▼ゲームの流れ

まず賭けたい場所にチップを置きます。全員が賭け終わったらディーラーが円形のパネルを回転させます。止まった場所が自分が賭けていた所を一致すればその倍率によって賞金が与えられます。もちろん外れたら賭け金は没収されてしまいます。その繰り返しで、やめる時はいつ去っても構いません。

▼マネーホイール(Money wheel)の歴史

マネーホイール(Money wheel)は別名、ビッグ6ホイール、ホイールオブフォーチュンとも呼ばれていて、その歴史は古代ギリシャ、ローマ時代にさかのぼり、戦争に使用されていた2輪馬車が由来だとしています。戦争に勝った兵士たちは、戦利品をめぐっておこる仲間同士の争いを避けるために逆さになった2輪車の車輪を利用して、このゲームを行いました。兵士たちはそれぞれ2本のスポーク間の外枠に目印をつけ車輪を回転させ、戦利品に突き刺した槍先に一番近く止まった者が賞品を獲得出来るという形でゲームをしました。このゲームは時を越え、収穫祭やカーニバルでも採用され、後にルーレットのモデルとなりますが、やはり大きな車輪を用いて実施したこのゲームは人混みの中でも目立ってしまう為、カーニバルなどでのみ主流となりました。現在もアメリカや日本でもテレビのゲームショーとして根強い人気があります。マネーホイール(Money wheel)はその人気と単純で解りやすいことから、カジノに行くとだいたい一番最初に見るゲームです。

■マネーホイール(Money wheel)の配当
※スポットの名前と()内は倍率。54区画で記載しています。

【＄1(2倍)】
24カ所ある『1』が出れば勝ち

【＄2(3倍)】
15カ所ある『2』が出れば勝ち

【＄5(6倍)】
7カ所ある『5』が出れば勝ち

【＄10(11倍)】
4カ所ある『10』が出れば勝ち

【＄20+＄1(22倍)】
2カ所ある『21』が出れば勝ち

【JOKER(44倍)】

【JACKPOT(44倍)】

【カラースポット(5倍)】
ブルー/レッド/グリーン/イエロー/オレンジ/パープル

【ANY HIGHT(3倍)】
5/10/21/43のいずれかに止まった場合、勝ち

【Against1(1.5倍)】
1以外が出れば勝ち

マネーホイール(Money wheel)は54のセクションに分かれた大きな車輪で成り立っています。各セクションには7つのシンボル(1/2/5/10/21/Joker-43/Jackpot-43)のいずれかが表示されております。ホイールがスピンすると硬い皮のストッパーによって徐々に遅くなり止まります。ストッパーの先がさす箇所の数字もしくはシンボルが$1に対する配当を示します。プレーヤーは単にストッパーに止まるスポットを賭けます。賭け金のミニマムは$１で、賭ける箇所に制限はありません。数字などスポットに賭ける以外に、54のセクションを6つのカラーに分けて、カラーに賭けることもできます。しかも、スタンダードの54スポットホイールに比べ高配当となっています。