新・観光立国論-モノづくり国家を越えてを出版

■日本のカジノ法案/IRへの見解

新・観光立国論-モノづくり国家を越えてを出版しました。これは非常に勉強になりますし、こうゆう考えがあってカジノ推進法案を進めてるんだなとちゃんと理解できるかと思います。ただこれを読んでくれる方も限られてしまうのでやはり浸透はしないでしょうが、少しづつでも理解してくれる方を増やしていくしか方法がありません。皆さん、一回読んでみてもいいと思いますよ!

■お品書き

まずカジノ法案(IR推進法案)とは、許可を受けた民間事業者が認められた地域で特定観光複合施設を経営できるようにすることを目的とした法律です。用は簡単にいえば、日本で合法的に遊べるカジノを作れるように、安全に法を作って整備してカジノを作りましょうということで作った法です。カジノ法案(IR推進法案)設立までの動きや設立後の進展などをまとめた『カジノIRジャパン』の記事を元に今、どうゆうことになっているかをちゃんと知っていきましょう!そして一個人の見解だけを載せていこうと思います。一個人の見解なのでノンクレームでお願いしますw

■カジノIRジャパンの記事

2015-06-28

新・観光立国論―モノづくり国家を越えて-画像新・観光立国論―モノづくり国家を越えて(NHK出版)
著者 寺島実郎 一般財団法人 日本総合研究所
2015年6月刊 定価1700円+税

昨年春、民間のIR推進協議会準備委員会が設立されて寺島実郎氏がその代表に選出されたとき、関係者は大きな驚きと喜びをもってこれを受け入れた。
しかし、その後の寺島の多くの発言によって、その期待は失望に変わりつつあった。

「なぜカジノばかりにこだわるのか。IRには確かにカジノは含まれているが、観光立国というのはそんな狭い思想・戦略ではない」。

寺島のこの考えは、まさに“カジノ”を含むIR導入に努力してきた多くの関係者にとっては、期待を裏切る行為に映ったのかもしれない。しかしそれから1年、IR推進法案が再提出され正に審議入りして、世論に強く訴えるためには、寺島のこの考えは、極めて重要なものに思える。

日本の将来予想は明るいものではないが、本書には「観光」をキーワードに現状を冷静に分析し、それをブレイクスルーする具体的な方法論がテーマごとに戦略的に述べられている。
詳細は述べないがリニア開通を軸に「相模原モデル」などという交通体系の提案もしている。

しかし本書の一番の主張は、国民の挑戦や、既得権を含む現状打破を喚起する思想だと思う。寺島は「新しい観光立国とは創造的な観光ができるかどうか」「地域に宿っている可能性を探求し、イノベーションと創造力を駆使して、それらを統合する」と述べている。

観光立国を通して私たちができることはたくさんある。他力本願ではなく、もう一度自らの想像(創造)力を全回転する事を呼び掛けている。
「カジノというコンテンツに飛びつく前に、地域特性を熟考して本当の意味での統合型リゾートを描き出す知恵がこれから重要になる」。

寺島はカジノを肯定しながらも慎重に論を進めていく。最初からカジノだけを肯定しなかった理由がここにある。日本にIR・カジノを作る理由は何か。私たちはもう一度考えてみるべきかもしれない。

【 内容 】
序 章 創造的観光立国を求めて
1 アジアダイナミズムを見つめて
2 日本の人口構造の成熟化と産業構造の行き詰まり
3 観光立国、基盤インフラとしての総合交通体系の整備
4 移動と交流という思想
5 創造的観光という視界
6 真のIR(統合型リゾート)戦略とは何か
第1章 日本経済が直面する4つの課題
第2章 脱工業生産力モデルへの挑戦としての観光立国の試み
第3章 世界の事例に学ぶ(統合型リゾートとツーリズムの多様な姿)
第4章 創造的観光立国戦略としての統合型リゾートを構想する

【資料編】データ・情報から読み解く観光立国
第1章 真の観光立国実現に向けて
第2章 脱工業生産力モデルの先行例
第3章 統合型リゾートの代表例
第4章 多様なツーリズムによる地域創生の実現

出典元:カジノIRジャパン

■注意喚起

当記事で記載しているものは、記事の出典元は『カジノIRジャパン』の記事を元に自分なりの見解をしております。あくまでも個人の見解ですので、閲覧している方の見解とは異なることが多々あるかとは思いますが、記載している内容などで起こったトラブル等に関しましては、当サイトは一切の責任を負いかねますので予めご了承頂き、お読み下さい。

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